日本の国技である大相撲、1度は見たことがあるのではないでしょうか。TV中継を見ていても観覧席の女性が増えている気がします。
勝敗が一瞬で決まるスピード感、力と力がぶつかり合う迫力、作品のような化粧まわし、伝統的な儀式・歴史など、沢山の見どころがありますが、簡単な基礎知識を紹介していきたいと思います。
意外と知らない本場所の開催時期
大相撲の興行(試合)の事を本場所と呼び、奇数月の年間6場所あります。1場所は15日間連続で行われ1日目は「初日(しょにち)」、8日目は「中日(なかび)」、最終日にあたる15日目は「千秋楽(せんしゅうらく)」と呼ばれています。
・一月場所 初場所(国技館)
・三月場所 大阪場所
・五月場所 夏場所(国技館)
・七月場所 名古屋場所
・九月場所 秋場所(国技館)
・十一月場所 九州場所
横綱以外の番付って?
大相撲には番付とよばれる階級・順位がつけられていて最高位である横綱というのは番付の1番上の階級の名前というのは有名ですよね。
横綱とは全ての力士の代表であり、神の依り代であることの証とされています。まさに心・技・体、全てが揃って初めてなれるのが横綱です。
番付は
・横綱(0人~数人)
・大関(1人~数人)
・関脇(2人~数人)
・小結(2人~数人)
・前頭(36人以下)
の構成で、横綱・大関・関脇・小結・前頭と呼ばれる力士を幕内と呼び、テレビで見る事の出来る力士は42名の力士達です。
大関・関脇・小結をあわせて三役といいます。幕内以下はどうなっているかというと
・幕内
・十両
・幕下
とさらにランク分けされています。
また関取という言葉を耳にしますが、関取とは十両以上の力士にしか使わない言葉です。
十両は東西13人合計26人いて、給料を貰えるのは十両以上の力士って知っていましたか?幕下の中にはさらにランク分けがされていて、幕下・三段目・序二段・序の口の順に構成され120名の力士がいます。
昨今、盛り上がりを見せている大相撲ですが、白鵬・日馬富士・鶴竜の3名の横綱、稀勢の里・照ノ富士・豪栄道・琴奨菊の4名の大関が牽引しています。
見逃せない上位陣の名勝負
特に日本人力士の優勝や横綱への昇格が期待されており今後も目が離せない大相撲の世界。
上位の取組は17時頃から18時まで。この1時間、上位陣の名勝負を見るだけでも相撲の魅力にはまるかもしれませんね。TV中継も行われているので、是非見てみてください。