私の祖母は10人兄弟です。
まさに高度経済成長を象徴するような大家族。
なので親戚の集まりなどに顔を出しても、誰が誰なのか全くわからない。
そして、当然の事ながら一度挨拶を交わした程度では、
全くもって記憶に残らない(よほどキャラが濃い人は除く)わけです。
その為、都度都度挨拶のシーンでは
「初めまして」
なのか
「ご無沙汰してます」
なのか、
言葉選びに多少の緊張感が走るのです。
特に、全然覚えがない人に「おっきくなったねぇ」と言われた時のリアクションは、
毎度苦心するわけです。
ただ、そんなやり取りの一つ一つに故郷を感じたりもして、
少しは大人になったのかな・・と思う今日この頃。
今回のGWは私の故郷、福島県に帰省しています。
年に数回しか帰れず、皆の休みもなかなか合わないので、
家族全員でどこかに出かける機会はとても少ないのですが、
今回はタイミングが合った為、久々に出かける事に。
その道すがら、親戚が営む蕎麦屋にて昼食タイム。
例のように、その親戚は私は顔も覚えていないが過去に面識はあるらしい人物。
「ご無沙汰してます」を心の中で練習し、いざ蕎麦屋へ。
古民家を改装した佇まいで、なかなか雰囲気の良いお店に
若干の緊張感をもって足を踏み入れると、なんとその親戚は不在との事。
妙な緊張感から解放された私は、蕎麦に集中できる事に。
実は、最近蕎麦にハマっていて、色んな蕎麦を食べ回っているのですが、
ここの蕎麦が、当たった。
蕎麦のコシ、風味ともに好みにぴったりの味。
顔は覚えてないけど、
親戚のおじさん、ご無沙汰してます。
そしてここんちのお蕎麦、はじめまして。
おじさん、最高だよ!旨いよ、この蕎麦!!
今度改めてご挨拶に伺いますね。
故郷って、やっぱりいいな。
Naoya
今回お邪魔したお蕎麦屋さんはこちらです
「ならは亭」
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